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fujitake works 雑記帖

ブルーノ・マットソン 張替え

ブルーノ・マットソン天童木工製チェアの張替えをさせて頂きました。
とても古いタイプのモノで天童木工にも張替えを断られたとのことです。
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張替え前 座面はくたびれ、全体的に色褪せています。
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ボロボロになったウレタンを取り除き木部の状態まで剥がしました。
生地とウレタンでクッション性を保つ作りの為、使用していくうちにどうしても座面が下がってきてしまいます。
貫の本数が少なくフレームがたわんでしまう為、ウェービングテープなども付けられませんでした。
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生地とウレタンをおさえ、椅子の形状をだすステッチは1針1針、麻糸を手縫いで縫い付けました。
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張替え後
生地の下に薄い布でカバー、ウレタンの補強&生地の耐久性をUP。
ほぼ全てのクッション材を交換し張替えました。枕を留めている革ベルトも新しく製作。
とても軽く座り心地も快適、美しいデザインと機能的な作り。見事な椅子だと改めて思いました。
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  1. 2018/09/30(日) 16:41:30|
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ココナッツチェア

ジョージ・ネルソンがデザインしたココナッツチェアの張替えをさせていただきました。
ココナッツチェア2
どんな体勢でも心地良い座り心地になるようデザインされた形状で
見た目以上にとても座り心地の良い椅子でした。
ココナッツチェア4
ココナッツチェア3
ハーマンミラー社製のとても古いモノで、今では製造されていないオットマンもセットでありました。
タグの状態からもこの椅子の古さが伝わってきます。
一度も修理されなかった為、中のクッション材はボロボロの状態でした。
クッション材を新しく交換し、座り心地も蘇りました。
ココナッツチェア1
お話を伺うと、修理が出来ないようだったら処分されてしまうところだったようです。
ほんとうに張替えの認知度は低く、直せる椅子が沢山処分されているかと思うと残念です。
張替えは自分で生地を選んで頂ける楽しい作業なので、多くの方に知っていただきたいです。
  1. 2018/09/04(火) 21:05:08|
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knoll ハリー・ベルトイア

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ハリー・ベルトイアがデザインしたワイヤーで構成されている名作、knoll社製サイドチェア。
Kvadrat の生地でカバーを製作させていただきました。
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見た目は軽やかで良いのですが長時間座っていると、どうしてもお尻や腰に負担がかかってしまいます。
硬いクッション材を布で挟みカバーに仕立てていますので、とても快適な座り心地になります。

生地はKvadrat sonar、色違いで4枚製作いたしました。
複雑な色の絡みがとても綺麗なデザインのファブリックでした。
  1. 2018/06/24(日) 10:28:43|
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Kvadrat ショールーム

デンマークのテキスタイルメーカー「Kvadrat」。
古くは北欧の名作椅子で使用され、著名な建築の内装などにも使用されている世界的なメーカーです。
南青山にあるショールーム、Kvadrat Japanで使用されているスツールを張替えさせていただきました。
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ファブリックが引き立つ可愛らしいデザインのスツールで、座面の大きさ、厚みの異なる2種類。
オレンジ&イエロー系でまとめられ、12脚全て異なる種類のKvadrat生地にて張替えました。
こんなに多種の生地を使用して張替えることが無い為、とても良い体験になりました。

ショールームでは、椅子生地の他にカーテンやラグも扱っています。
布好きにはたまらない、とても魅力的なショールームです。
  1. 2018/05/18(金) 21:08:19|
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WALDEN sofa

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八王子でオーダー家具を制作しているWALDEN
特注ソファのクッションを制作させていただきました。
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以前から使用してみたかった生地、ラフシモンズ デザイン Kvadrat Balder 3 を使用。
ウォルナットの木部とも合い、写真以上に高級感のあるソファに仕上がりました。

お客様のご希望はカッチリした形状、WALDENさんはカッチリしていながら柔らかなラインをご希望でしたので
背、座ともにウレタンベースで制作することにしました。
背は2つのパーツの中に薄く小さなウレタンを重ねて入れることで膨らんだ形状に、
座はウレタンの上にフェザーを入れ綿では出せない膨らみをだしました。

量産品とは異なり、毎回サイズも生地も中身も変わってきます。特に生地は種類によって伸びが変わってくる為、1回でシワ無く綺麗に仕上げるのはかなり苦労します。生地も必要分しか購入していない為、常に一発勝負です。
小さく裁断してしまうとアウトなので、少し余裕を持った大きさで裁断して合わせます。その後仮縫いしてさらに合わせ、本縫い仕上げとなります。今回のソファの場合、座は裏がフラットなのですが表は膨らみがある為、表と裏の裁断形状は異なり表は膨らみに合わせた裁断となります。

正直、ダボっとした緩いカバーの方が楽に作れます。お客様と、仕事をくれる木工屋さんの両方のご希望を形にするのが張り屋の仕事です。毎回、少しの満足と反省と積み重ねて満足していただけるモノ作りに精進しています。
  1. 2018/04/19(木) 21:10:22|
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