世の中、もの凄い種類の椅子が存在しますが、
著名なデザイナーがデザインした椅子など名作椅子と呼ばれている椅子があります。
少しですが名作椅子と呼ばれている椅子の仕事を紹介させて頂きます。

イタリアでカステリ社でデザインされ日本でも製造されているカステリチェアです。
オフィスなどで使用されている優れたスタっキングチェアです。

随分と使用されシミなど汚れていましたので、
アルミのフレームに合った生地に張り替える事により
新品では出せない素敵な椅子に仕上がりました。

左側が張替え前、右側が張替え後になります。
とても座り心地の良い椅子で、縫製の仕方なども良く出来ていて勉強になりました。

フランスの巨匠建築家コルビジェがデザインしたシューズロングLC-4。
夏場には革の毛が暑苦しいとの事でカバーを作製しました。

ビニールレザーで取り外しが出来るカバーを作製しましたので、
今までより快適になったと喜んで頂けました。
もっと多くの名作椅子に関われるようにガンバリマス!
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- 2014/07/30(水) 22:00:00|
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置きクッション サイズ 620π 厚み 10cm
丸い大きなクッションを作製しました。
上に座ったり、ちょっとした椅子代わりにしたり、
枕や背もたれの替わりなど色々と使えそうなクッションです。

娘が座るとこんな感じです。子供用はもう少し小さくて良さそう。
冬はウールが入った生地で、夏は麻などで作れば気持ち良く使えそう。
畳でもフローリングでも使え、カバー式なので汚れたら洗うことも出来ます。
家族それぞれ違う生地で作るのも楽しそうです。
サイズにもよりますが、1ケ\10,000~別途生地代になります。
形、サイズ、厚みはご希望通りに製作いたします。
- 2014/07/13(日) 23:03:50|
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日本製の古い椅子の張替えをしました。
昔の椅子にしてはサイズが大きく、木部も凝った作りなので、
当時にしてはとても立派な椅子だったのではないでしょうか。

中身は随分と傷んでいて、バネ糸や麻布が切れてしまっています。
ですが、昔の使い込まれた麻、なんとも言えない良い雰囲気があります。

バネを支えている麻テープも傷んでいましたので、木部の状態に。
せっかくなので、緩んでいるホゾにボンドを入れて軽く塗装をしました。

麻テープを張りなおし、バネを入れなおします。

新しく麻布をひき、四方に土手を作り、パーム(椰子の実の繊維)を敷きつめます。
昔の椅子は藁や芝草、パームや馬毛など天然の素材がクッションの中身に使われています。

下張り後、綿をかぶせ張り仕上げました。
あまりやらない仕事ですので、昔の室内などを見ながら丁寧に仕上げました。
昔はこれがあたり前でしたから、人間の手はもの凄い道具なのだと思います。
直しまた使い続けられていく、昔はあたり前だった事があたり前で無い時代です。
ただの張替えではなく、張り直すこと。これからも大事にしていきたいです。
- 2014/07/01(火) 23:04:40|
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