fujitake works 雑記帖

つくることを考える

先日、天童木工東京ショールームで開催された「僕らのものづくり研究会」に参加してきました。
今回の第1回目のテーマは「人のてによるモノづくりについて考える」。

工業デザイナー、木工作家、デジタルデザイナー、コーディネーター、
モノづくりに携わる4人の方々によるパネルディスカッション。
機能を考えて作る人、感覚で作る人、パソコンと対話して作る人、
その出来上がったモノを見て考える人。
考え方も作り方もまったく異なる方々の考え方や作り方を聞け
うなずいたり、驚いたり、笑ったり。

なかでも職人世界で生きてきた僕にとって、デジタルファブリケーションは衝撃でした。
3Dプリンターなどデジタル機器の進歩により、モノは作れない人でも製品ができる。
人より細かい仕事、薄さなど職人しか出来なかった仕事を早く大量にやってしまいます。
デジタル技術の進歩とは逆に人の技術は退化していっていると思います。
一度、失われた技術を再び取り戻すことは大変なことです。
見た目のカタチが同じならそれでよいのか?
デジタルと人の技術と、これからの難しいモノづくりのことを考えます。
テンドウ1
ショールームには名作の椅子が数多くありました。
なかなかじっくり見ることの出来ない椅子たちに沢山座ってきました。
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  1. 2015/05/22(金) 09:49:24|
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張り替えて使う 4

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張り替え前
木部が愛らしい作りの古い木製椅子の革の張替をしました。
夫婦でとても憧れているこぎん作家「針の森さん」のお宅で使われている椅子です。
とても良い雰囲気なのですが、背の革は裂け、座の革も伸びきっています。
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革を剥がした木部です。
とても手の凝った素敵な作りの木部です。
水拭きし、オイルを塗りました。
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以前より座り心地を良くする為に、
座面の革の下にダイメトロールというゴムシートを張りました。
これによって座り心地が良くなるとともに革の伸びも抑えられると思います。
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張り替え後
木部に合う深い赤色の革を浅草まで買いに行って来ました。
背、座の表面部分には革を2枚接着し、サイドには銅の鋲で仕上げました。
これから座り使い続けていくうちに木部にも体にも馴染んでいくと思います。
この先が楽しみな素敵な椅子の張り替えをさせて頂きました。
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張り替え前の革がとても良い感じだったので、
その革で新しく看板を作りました。
こちらもこれからが楽しみです!
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5/23 追記
張替え前の革でカノウさんの看板も製作しました。
使い続けられた革がカタチを変え元の場所に戻れて良かったです。
  1. 2015/05/01(金) 22:32:37|
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