天童木工で40年間、作り続けられている名作ソファ、マルガリータ。
スウェーデンの家具デザイナー、ブルーノ・マットソンが畳の上での実体験を元に生まれた形です。
以前にも張替えはさせて頂きましたが、今回はクッションを新しく制作しました。

張替え前
古い型のモノで、クッション部はかなりくたびれた状態でした。
お客様と相談し、まったく異なるクッションを製作することに決まりました。



張替え後
フレームはそのまま使用し、クッション中身はフェザーにすることに。
サンプルを載せて座っていただいたところ、何か物足りないとのことで
反発力の無いフェザーの下に反発力の強いブレスエアーをいれることにしました。
生地はお客様が選ばれたmina perhonenのモノを使用。
背表には刺繍が入ったtambourine,他は無地の生地を使用しています。
背座のクッションをズレにくくする為、オープンファスナーで固定し一体となっています。
クッション部分の厚みは約11㎝、生地もしっかりしていて優しい座り心地になりました。

クッションの中身
上がスモールフェザー100%、9つ割りでフェザーがズレない作りです。
背に比べ、負荷のかかる座のほうには多めのフェザーが入っています。
下がブレスエアー、ベットのマットレスなどに使用されている素材です。
通気性が良く洗えるクッション材となっています。
見た目は綺麗なソファなのですが、腰掛けてみるとクッションが硬かったり、物足りなかったり。
クッションの中身を交換するだけで座り心地がとても良くなると思います。
クッション中身だけの交換も可能ですので、お気軽にご相談ください。
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- 2017/09/10(日) 21:14:45|
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