
フリッツハンセン社製、エッグチェアの張替え。
SASホテルの為にデザインされ、発泡ウレタンという新技術を用い誕生した名作です。
フォルムを出すため、表生地は接着張りになっています。
下地のウレタンを全て剥がして作り直しました。

裏面は全て手縫い仕上げになっています。
小さな曲げ針にて一針一針、縫い進めていきます。

今回はオットマンもセットで張替えました。
何も無い状況から新しい技術を用い、この複雑で美しい形状を生み出す事の出来る
ヤコブセンという方は本当に凄いデザイナーだと思います。
セブンチェアもそうですが、一番最初に誕生したモノを未だに超えることの出来ない完ぺきなフォルム。
タイムマシーンがあるなら戻って作り手とてお話してみたいです。
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- 2023/03/13(月) 08:39:28|
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